合祀墓とは複数の遺骨をまとめて供養し、埋葬する方法です。
複数の遺骨とは血縁関係のない遺骨も含みます。
つまり多くの人の遺骨をまとめて埋葬するお墓となります。
なお、その際、骨壷から遺骨を取り出すわけではありません。
骨壷ごと納骨堂に収める形になります。
お墓に埋葬する期間はその寺院によって異なります。10年になるのか、20年になるのか。
そのあたりは事前に問い合わせておくと良いでしょう。
合祀墓を選択されるご家族は様々な事情があります。
経済的な理由のケースもありますし、お墓を管理する後継者、親族の方が少なくなってきて、お墓を持つことが難しくなってきたなどのケースで、合祀墓を選択することが多いです。
管理する方法が違えど、供養して先祖を想う気持ちが変わらなければ特に問題はないでしょう。
ただ、将来的に先祖の遺骨を手元に置きたいという場合は、合祀墓は選択されない方が良いかと思います。
半永久的に合祀墓で眠るわけではないので、その点十分理解した上で依頼されるか検討してみてはいかがでしょうか。
当寺院では永代供養や合祀墓の対応も行っています。
将来的に墓じまいをして、そういった方法も検討したいという事でしたら、お気軽にご相談ください。